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完 - アメリカでお気楽生活
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◆ 九死に一生を得る
2005年 02月 21日
刺激的なタイトルをは裏腹に普通に1日が始まった。結局この5日間、雪は全く降らず。全く俺が何したってんだ?俺の雪男パワー全然発揮されることなく最終日。

今日はヒサポンとは別行動、彼はWhistlerへ。俺とノガワはBlackcombへ。で、Accelarator降りていきなりノガワがウンコ。っちゅか今日は結構寒いぞ。
ウンコの間に7th Heavenが開いたんで迷わずそっちへ。とりあえず2本ブッ飛ばして、気持ちいぃ~~~!!!!その後ギャップを飛んだらちょっと飛距離足りず… で、Horstman Hutで休憩。
回復したんで今日は早めにパークへ。午前中なんでけっこう空いてた。
やっば、switch 180がめちゃいい感じ。極めちゃった。けっこうなスピードで飛んでんのにフワッって浮いてる感じ。着地もかなりビタ着。何だろう、とにかく全て「フワッ」なの。360もかなりよくなってきた。
九死に一生を得る_a0000281_5591135.jpg
後ろ向きにエントリーするときの恐怖感もほぼ取れた。

今日のうぃすらんはまたまたまたCrystal Lodge。結局Blackcombで全てここで食ってるぞ。今日は何かというとサケ。うまかったけど、やっぱ肉だな。

軽く流してたらけっこういい時間になってしまった。一度もCouloir Extremeを滑ってないんでそこ滑って締めることにした。ノガワも入り口まで着いてきた。さーて行きますか。最大傾斜45度以上、しかも岩が浮いてる…
2、3回ターンしてバランスを崩して尻もち。体勢を立て直そうとするが、板が脱げる。やばい!!板が両方脱げる!!!!マジやばい。こんな急斜面板落ちてこなかったら登って来れねーぞ。
ってそんなことを一瞬考えながら、尻で滑りながら必死で足ブレーキ。全っ然ダメ!!!!止まる気配はない。コースの両端に岩が見えるからなるべくまっすぐ降りようとした。
ガッッッッ!!!!足が雪面にひっかかって俺は宙を舞ったらしい。そこからはもう何もできない。2転3転… 上なんだか下なんだかもよくわからずとりあえず頭を打った感触はあった。頼むから岩にぶつからないで…
かなりやばい状況だったけど、不思議と恐怖感はあんまりなかった。人生が走馬灯のように駆け巡ることもなかった。ただ、岩にだけは当たりたくないと思いながらも、当たったら俺は死ぬのか?何てことを冷静に考えてた。回転が落ち着いて、今度はヘッドスライディング状態になって、ようやく停止。
まず、思ったこと。生きてる。次に思ったこと。ほとんど無傷。俺スゲー。奇跡だ。というか何かわかんないけど色んなものに感謝した。間違いなく人生で1番死に近づいた瞬間の1つだと思った。ちょうど先に滑ってたり、横からコースに入ってきた人がいて心配してくれた。アゴがヒリヒリすんのと、左手の指が数本痛いのと、首がちょっと痛いくらいであとは不思議なくらい普通。あんだけ頭打ったけど、硬いバーンじゃなかったのが助かった。「あんたsuper flexibleなのね~。」とか「兄ちゃんよー、少なくとも4 fuckin' flipsはしてたぜ!」とか言われた。体は硬い(立位体前屈はだいたいマイナス)んだが、怪我には強い方だと思ってたけど。
しかーーーし、ポール1本しか持ってない。板は?もう1本のポールは?バックは無事だったけど、片方のベルトを肩掛けしてた。ゴーグルも割れてはいないけど、隙間が開いてた。で、デジカメも無事。

後で教えてもらったんだが、こーゆー場面では抵抗しないことが一番だそうだ。つまり、止めようと足ブレーキした俺は×。足を浮かせて、体をなるべくゆる~い状態にするのが一番だそうです。
転げ落ちた近くには担架が立てかけてあった。けが人続出なんだろうか?パトロールを呼んでもらって板とかを探してもらうことに。しばらく待ったけど、全然来る気配がないんで横からコースに入ってきたスキースクールの先生に相談すると、まず歩いてリフト降り場に行くのがよいとのこと。というわけでポール1本持って歩いて降り場へ。
板履いてないと、足埋まるね。しかもまだまだけっこう急だから油断するとまた転げ落ちることになる。かなり緊張しながら降りた。さらにリフト降り場までは今度は上り坂が待っている。これはかなりしんどかった。

ヒィヒィ言いながらやっとリフト降り場到着。係のお姉ちゃんに話しかけて、「Couloir Extremeでどえらいことになった」っつったら「えーーー!!!なんでそんな歩いて来れるの?信じらんなーい!」って。で、無料であることを確認してパトロールを呼び出した。
待ってる間に写真撮影。赤い線がこけてから止まるまで、緑の点線が歩いて降りてきたとこ。
九死に一生を得る_a0000281_6175992.jpg
んー、写真で見るとちょっとしか落ちてねーじゃん、大げさな… とか言われそうだけど。じゃぁCoulori Extreme行ってみろ!そして重力に身を委ねてみろ!!
しばらくするとスノーモービル登場。いぇ~い、発モービルだ!気分はすっかり観光客。…と思いきや、数分で降ろされた。人が多すぎてゴンドラまで行くのは危険だとのこと。パトロールに板の特徴や連絡先を教えて、リフトで下山。
けっこう恥ずかしい。下りのリフト乗るのなんて何年ぶりだろう… 小さい頃ジャイアントにまだ黄色いペアリフトしかなかった頃以来じゃないか?
リフト2本乗り継いで着いたのはUpper Villageだった。スリッパ持ってたから歩くのもさほど苦にはならんかったけど。

そしてホテル到着。ノガワなんてめっちゃ心配して、俺が死んでんじゃねーかと思ってんじゃねーかと思いきや、全然。斜面が急すぎて、俺が落ちたかどうかなんて見えやしなかったらしい。
実は板は先っぽがいかれてきて今シーズンで買い替えだな、と思ってた。ポールももう少し短いのに替えたいと思ってた。だからさほど精神的なショックは無かった。むしろ保険でちょっとは返ってこないかなくらいの…

ま、それはいいとして今日は最後の晩餐。ってわけでラストうぃすばんは豪華にいきました、The Keg。注文したのはステーキ&エビ。やっぱ肉だね、I'm not a vegetarian。
九死に一生を得る_a0000281_6252722.jpg
う~、ジャグジーに入って、プールに入ってそこから這い上がろうとしたとき… 昨日パークで痛めた右胸と今日痛めた左手の指が痛くて這い上がれない。かっちょ悪い。階段で上がりました。
部屋に戻ったら板とポール見付かったとの留守録が。ありがとう、パトロール。

とにかく変な意味で運よすぎ。ありがとうございました。
by aircooled | 2005-02-21 12:00 | ウィスラー晴れまくり