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完 - アメリカでお気楽生活
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◆ ガチャピンに出会う旅 <後編>
2005年 04月 30日
7時半に集合。またネナのボロDodgeに乗って4人で空港へ。まずはテレビでナスカの歴史についてお勉強。これがDVDでおぉ、っと思ったんだけどえっらい画像悪いの。でっかいモザイクができてるみたいな。しかも見てる途中で呼び出され、いよいよ飛行機に乗り込んだ。
ここまで来てケチってはならんと一番いいやつを頼んだ(確か$55)俺(ら)。6人乗りのプチプチ飛行機で、全ての人が窓側席。飛行は、主な地上絵をそれぞれ左右に旋回するんでみんなが窓から見えるっちゅーわけ。残念ながら助手席はocupado。
運ちゃんの英語がビミョーだ。軽い説明の後、いよいよ離陸。うひょーーー、運転してー!意外と安定した飛行だな。

そして飛行機はそれぞれの地上絵の周りを右に左にクルクルクル… っちゅかわかりにくいぞ、地上絵。もっとくっきりでっかいのかと思いきや、大昔に雨が降って水が流れた後(!?)とか車が走った跡(!?)の方が全然良く見えて、実際地上絵を探すのはめっちゃ苦労した。ヘタすりゃ見逃しかねんとこだった。
うまく撮れたな~、ってのはハチドリと昨日行ったMirador付近。手と木がよく見える。
ガチャピンに出会う旅 <後編>_a0000281_123486.jpg
しっかしすげーもん造ったよな。正直言うと、飛行機からだと高度が高すぎてあんまり巨大さは伝わってこない。それに薄いし。それでも表面の土(石!?)をちょっとどけただけで描かれた絵が何千年と残ってるのはすげー。雨の降らないナスカだから成せることらしい。
そんなこんなでフライト終了。実は半分過ぎたくらいでやや気持ち悪くなってた。チクショー、飛行機酔いだ。

宿に戻って朝飯(ってパンだけなんだけど)だけど、パン1個食うのがやっとだった。リョーコ&ヨーコは休憩するみたいで、俺は1人でセントロの方に歩いていってみた。ってか近いな、もっと言うとナスカ小っちゃい街だな。特に見るものもなさ気で、2人も驚く早さで撤収。というか暑いからゾーリに履き替えたかったんだ。
で、今度は3人で再びその辺をウロウロ。10時半に2人と別れて、宿へ。2人は午後のバスでリマへ戻り、俺はこの後別のツアー。墓場ツアー$15(高っ!でも他あたるのもうめんどくさくて…)。

さっき飛行機一緒だった姉ちゃん2人と、あとじいさんに近いおっさん1人、そしてガイドのおっさんの5人でカルディナ(←多かった)に乗り込んだ。まずは昔に作られた墓。最後の7kmは未舗装の道を行く。プレインカ時代の墓らしく、荒されていて貴重な品(布とか金属とか)は残ってない。現場ガイドのおっちゃんが、スペイン語で一生懸命最初の墓だけ説明してくれた。もちろんスペイン語で。なんとなくわかってしまった俺が素敵。
ってか墓、けっこう深いのね。かなりリアルよ、これ。毛が残ったガイコツとかあるし、子供のミイラもあるし。元々その時代にそういった風習があったのか、それともミツアミが風化したのかは知らないが、ドレッドヘアーのようなミイラが何体もあった。それを見た、ドレッドの白人の兄ちゃん「あいつは俺と同じでラスタマンだぜ!」って。
けっこう激しい画かもしれないんで画像はやめときます。

お次は土器製作所。観光客用土産の土器を当時と同じようなスタイルで作ってた。軽く欲しい気もしたが割れそうなんで却下。
その後は山で取れた鉱物を精錬するところ(日本語あってる?)。ものすごく重労働で体に悪そうな感じだった。
ガチャピンに出会う旅 <後編>_a0000281_12211975.jpg
行くと思ってた水が出てくるとこには行かず。さえん。

ヒマだからネット。その後、かなり遅い昼飯。メニューを見て迷ってたらウェイトレスが歩き方に載ってるやつはコレとコレと… って教えてくれた。で、Lomo Saltadoってのを注文。何だかとってもホイコーローちっく。うまかったけど、s/.20は高いぞ。
ガチャピンに出会う旅 <後編>_a0000281_12243759.jpg
で、3時過ぎにOrmenoのバスターミナルへ。これもやっぱり定刻通りに発車せず。さ~て、こっから15時間以上のバスの旅(順調に行けば)。今回は隣に人がいて、横になれん。Arequipaに住んでるらしく、英語が少しできたんでちょっと会話して暇つぶしになった。
夕飯はリマから来るときに出たのよりしょぼかった。デザート出んかったし。



ガチャピンに出会う旅 <後編>_a0000281_12282047.jpg
一応宇宙人ってことになってるらしいんだけど、これはどー見てもガチャピンだろ。
by aircooled | 2005-04-30 12:00 | ぺるぺるペルー